初の東海線で蔚山へ 1

dilbelau2

2024年12月01日 09:17

釜山も例年になく残暑が厳しかったが、9月下旬になってようやく涼しくなったので、夫とプチトリップへ。まだ利用したことがなかった東海線広域電鉄で蔚山まで行き、トンネハンバッキでイ・マンギさんが食べていた물회(ムルフェ)を食べることにした。

教大(キョデ)駅9:17発に乗車。




平日は通勤客で混み合うと聞いていたが、日曜日の朝でもそこそこ乗客がいた。教大駅で乗り込んだときにはすでに空席なし。おそらく始発の釜田(プジョン)駅で埋まったのだろう。車内はそこまで混んでいるわけではなく、ほかの人に身体が触れることなく吊り革につかまっていられる程度。

一番前の車両に乗ったら、乗客の邪魔にならないところに自転車が3台立てかけてあった。近くの席にはヘルメットをかぶったサイクリングウェアの中年男女。

その後、また別の中年男性が自転車とともに乗り込んできた。リュックからは長い柄がニョキッと顔を出していた。長さからしてパークゴルフかな。到着駅からパークゴルフ場まで自転車で移動し、パークゴルフを楽しむのだろう。健康的。

途中、席が空いて座れた。地下鉄と違い、車窓の風景を楽しめるのがよい。いつも地上から見上げていた線路を走るので不思議な感じ。BEXCO駅~新海雲台(シンヘウンデ)駅と、新海雲台駅~松亭(ソンジョン)駅には、思いがけずトンネルがあった。萇山(チャンサン)の中を通っているのだろう。オシリア駅では乗客がどっと降りた。

その後、海が見えたり、緑の中を通ったり。やがて蔚山市に入ると工業地帯が広がっていた。石油化学団地、工業団地らしい。それからほどなく、10時27分に終点の太和江(テファガン)駅に到着。所要時間は1時間10分、料金は2,800w。安いし、便利で快適。通勤に利用する人が多いのも納得。

東海線広域電鉄は、2016年12月に釜田~日光(イルグァン)区間が開通し、2021年12月に太和江区間まで延伸された。まだ3年弱だが、下車した人の数を見ると、すっかり地域に定着しているのがわかる。2026年には太和江~北蔚山区間が開通予定だそう。



太和江駅も、できて数年なのでとてもきれい。観光案内カウンターや飲食店もあった。


つづく

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