2017年12月02日

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

つづき

やがて国立公州(コンジュ)博物館に到着。入場無料。野外展示もあったが、雨のためゆっくり見られず。

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

常設展示の 「熊津(ウンジン)百済(ペクチェ)室」 を見学。1部 「漢城(ハンソン)から熊津へ」、2部 「熊津百済の文化」、3部 「武寧王の生涯と業績」、4部 「熊津から泗沘(サビ)へ」 の計4つの部屋に分かれている。

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

武寧王と王妃の木棺(▼)。

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

木棺のそばには 「墓誌石」(国宝第163号)や、その上に置かれていた約90枚の 「五銖銭」、墓を守り死者の魂を神仙世界へと導く昇仙の役割をした 「鎮墓獣」(国宝第162号)、「祭祀用器」 などが展示されている。

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

解説士の案内に熱心に聞き入る人たちも。

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武寧王陵から出土した遺物。

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きらびやかな装飾品も多数、展示されていた。

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王妃の金製耳飾(国宝第157号)と金製首飾(▼)。

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王妃の金製首飾(国宝第158号)(▼)。

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武寧王の金製冠飾(国宝第154号)(▼)。スイカズラの花の模様が刻まれている。

国立公州博物館-扶余・公州の旅 38

武寧王陵は1971年、宋山里5、6号墳の排水路工事中に偶然発見され、1,500年前のほぼ完全な姿で発掘されたとのことだが、これだけの遺物が出土した当時はさぞビッグニュースだっただろうなと。

一通り見学し終えても、雨は本降りのまま。受付の人にタクシーを呼んでもらってホテルに戻った。

つづく



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