2020年02月20日

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

つづき

湯けむり展望台をあとにして、無料の鉄輪温泉共同駐車場に車を停めて温泉街を散策。温泉旅館や公衆浴場などが立ち並ぶ 「いでゆ坂」 をのんびり歩く。風情があっていい感じ。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

「地獄原(じごくばる)温泉」(▼)。こういう小規模の温泉がたくさんあった。お地蔵さんをはさんで左が女湯、右が男湯。入場料の100円はお賽銭箱のような箱に入れるシステム。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

店の看板や文字がレトロ。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

ショーケースに並ぶおはぎや助六、お煮しめ。おいしそう。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

これまたレトロな 「ヤング劇場」 という劇場を見かけた。温泉と旅館も併設している。観劇料は1,300円で、観劇した人は350円で温泉も利用できる。老人ホームやデイサービス利用者の割引料金もあるのだとか。さらに、宿泊するとお芝居も温泉も無料で楽しめて5,800円(2人1室・素泊まり)なのだそう。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

いでゆ坂から路地に入ったところに 「鉄輪むし湯」 があった。鎌倉時代の1276年に一遍上人が施浴(ほどこしゆ)を行うために創設したもの。温泉で熱せられた床の上に石菖(せきしょう)という、清流沿いにしか群生しない薬草が敷きつめられていて、その上に人が横たわるのだそう。石菖はすばらしい香りで、「豊後鉄輪 蒸湯のかえり はだに石菖の香がのこる」 と、詩人の野口雨情が詠ったそうだ。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

そのむし湯の建物のそばには 「鉄輪むし湯ポケットパーク」 というのがあった。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

「湯かけ上人様」(▼)。ご自分の悪い所を湯かけ上人様に見立ててお湯をかけてお参りして下さい、とのこと。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

その隣には 「鉄輪むし湯跡」(▼)。上記の野口雨情の歌碑もあった。

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むし湯も魅力的だったが、昼食後に温泉に入ったばかりなので、そばにあった無料の足蒸しを利用してみた。ズボンをまくりあげて膝から下を木製の箱の中に入れ、蒸気が逃げないように専用の蓋をかぶせる。隣で足蒸しを楽しんでいた外国人が、にこやかに教えてくれた。ほかほかと温まって、とても気持ちよかった。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

その外国人に抱っこされていた赤ちゃんがとってもキュートだった。

鉄輪温泉街を散策-別府の旅 6

つづく



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