漆入りサムゲタン-扶余・公州の旅 39

dilbelau2

2017年12月03日 09:16

つづき

ホテルに戻り、預けておいた荷物を受け取ってチェックイン。フロントの若い男性は日本語が堪能で、とても丁寧に対応してくれた。「ごゆっくり」「おやすみなさい」 などの言葉も自然と口から出てきて、話し慣れている感じだった。大学などで日本語を勉強したわけではなく、子どもの頃から日本のアニメが好きで、よく見ているうちに言葉も覚えたのだそう。


部屋は広く快適。パジャマ代わりのルームウェアもついていた。


バスタブの他に、シャワーブースもあった。洗面台の壁は透明ガラスになっていて、部屋の様子が見える面白い構造。


アメニティーもばっちり。「公州INK観光ホテル」 という名前をデザインした箱に、歯ブラシやシャワーキャップ、ひげそりなどが入っていた。水滴マークがあるところを見ると、INKホテルの 「INK」 はやはり 「インク」 らしい。


一休みして、夕食を食べに行った。まだ雨が降り続けていたので、近くの 「금성회관」(クムソンフェグァン)というサムゲタン屋さんへ。この辺りでは 「〇〇회관(会館)」 という名前の食堂をよく見かけた。


メニューは各種サムゲタンのほか、鶏料理、鴨料理など豊富。私は漆入りの옻계탕(オッケタン・13,000w)、夫は普通の삼계탕(サムゲタン・11,000w)を注文した。メニューに불계탕(プルゲタン)というのがあったので店の人に聞いてみると 「辛いサムゲタンです」 とのこと。

私たちが店に入ったとき客は3~4組だったが、食べ終えた食器がそのままのテーブルもいくつか。大勢の客がいて、片付けまで手が回らないほど忙しかったらしい。


まず、付け合わせのキムチやカクトゥギが運ばれてきた。


しばらくして、ぐらぐら煮えたぎるサムゲタンが登場。オッケタンのスープは、漆の木を入れて煮出してあり、黄色っぽい。


味は普通のサムゲタンと特に変わらず。コクがあっておいしい。


普通のサムゲタン(▼)。


冷たい雨が降る寒い日だったが、サムゲタンを食べて身体も温まった。ご馳走さまでした。

금성회관
忠清南道公州市新官洞598-7 (公州市繁栄2路9)
(041) 855-4856


2017.11.25 | 지도 크게 보기 ©  NAVER Corp.
つづく

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