映画 「アイミタガイ」
BIFF3本目は草野翔吾監督の 「アイミタガイ」。10月6日9時からロッテシネマセンタムシティで。原作は中條ていの同名短編集。脚本は市井昌秀さん、故・佐々部清さん、草野翔吾さん。上映前には、大の映画好きの知人と1年ぶりに再会でき、友人にも会えた。上映館では和服姿の女性を見かけた。
「アイミタガイ」 (相身互い)という言葉は初めて聞いたが、まさにその言葉を体現したような作品だった。誰かの一言や意図せぬ行動が、別の誰かに何らかの形で影響を与え、それがまた誰かに(何かに)つながっていく。自分とはかけ離れた世界の物語ではなく、観た人それぞれが、ああそういうことあるよね、と実感する映画だと思う。
思った以上にいい映画だった。役者さんもそれぞれいい味を出していた。草笛光子さんはさすがのオーラ。最後に流れる主題歌を聴きながら、それを歌っているのが黒木華さんだとエンドロールで知り、驚いた。透明感のある歌声。
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