2023年08月31日
キム・ウォニョンさんのステージ
8月15~23日、ソウルで第8回大韓民国障害者国際舞踊祭(2023 Korea International Accessible Dance Festival)が開かれた。『だれも私たちに 「失格の烙印」 を押すことはできない』、『希望ではなく欲望』、『サイボーグになる』(キム・チョヨプさんとの共著)の著者で、ダンサー、弁護士としても活動するキム・ウォニョンさんが19日に出演すると聞き、観にいった。東京の葉々社の小谷さんたちもご一緒に。
会場はアルコ芸術劇場の小劇場。韓国の個人・チームのほか、ドイツ、日本、スコットランド、インドネシア、ブラジルの計5カ国の招待作品も上演された。19日はウォニョンさんを含め韓国2組、スコットランド、ブラジルの計4組の作品が上演された。開演前のあいさつは、韓国語、英語、手話の3通りで。
最前列を予約したのでかぶりつきで鑑賞。3組目に登場したウォニョンさんの作品のテーマは 「現実原則」(The Principle of Reality)。ほかの3組が音楽や映像演出を使用していたのに対し、ウォニョンさんはスポットライトのみ。動きに集中してもらいたくて、とのこと。
舞台側とステージ突き当りを結ぶようにゴム紐が張ってあり、それを足の指でつかんで引っ張ったり、押さえたりしながら、さまざまな足の動きで観客の目を釘付けにした。身体で何かを表現することに昔から興味があったというウォニョンさん。チェ・ギソプさんとの2人でのダンス公演(下記動画)のタイトルは 「무용수-되기」(Becoming-Dancer/ダンサーになる)だったが、今やすっかり立派な 「ダンサー」 だ。
4組それぞれ個性あふれる、迫力のあるステージだった。終演後、ウォニョンさんと小谷さんたちと近くのカフェで談笑した。日本に短期留学の経験もあるウォニョンさんは、よほど難しい話題でない限り日本語で会話ができる。
このレンガ色の建物がアルコ劇場。
隣接する広いスペースはマロニエ公園。『希望ではなく欲望』 にも登場した、あのマロニエ公園だ。
とても貴重な、楽しいひとときだった。いつか日本での公演も実現しますように。
会場はアルコ芸術劇場の小劇場。韓国の個人・チームのほか、ドイツ、日本、スコットランド、インドネシア、ブラジルの計5カ国の招待作品も上演された。19日はウォニョンさんを含め韓国2組、スコットランド、ブラジルの計4組の作品が上演された。開演前のあいさつは、韓国語、英語、手話の3通りで。
最前列を予約したのでかぶりつきで鑑賞。3組目に登場したウォニョンさんの作品のテーマは 「現実原則」(The Principle of Reality)。ほかの3組が音楽や映像演出を使用していたのに対し、ウォニョンさんはスポットライトのみ。動きに集中してもらいたくて、とのこと。
舞台側とステージ突き当りを結ぶようにゴム紐が張ってあり、それを足の指でつかんで引っ張ったり、押さえたりしながら、さまざまな足の動きで観客の目を釘付けにした。身体で何かを表現することに昔から興味があったというウォニョンさん。チェ・ギソプさんとの2人でのダンス公演(下記動画)のタイトルは 「무용수-되기」(Becoming-Dancer/ダンサーになる)だったが、今やすっかり立派な 「ダンサー」 だ。
4組それぞれ個性あふれる、迫力のあるステージだった。終演後、ウォニョンさんと小谷さんたちと近くのカフェで談笑した。日本に短期留学の経験もあるウォニョンさんは、よほど難しい話題でない限り日本語で会話ができる。
このレンガ色の建物がアルコ劇場。
隣接する広いスペースはマロニエ公園。『希望ではなく欲望』 にも登場した、あのマロニエ公園だ。
とても貴重な、楽しいひとときだった。いつか日本での公演も実現しますように。