2025年05月18日
金庫美術館で 「避難首都 釜山遺産」 を 2
つづき
釜山近現代歴史館の本館の地下に 「金庫美術館」 があると聞いていたので、まずは地下へ。本来はここが美術館入口(▼)だが、私たちはそれれに気づかず、反対側の階段を下りたところから見学しはじめた(反対側からでも問題はない)。

現在、「신선한 유산, 예술로 미래를 열다」(Reimaging Heritage : Shaping the Future Through Art)という企画展が開かれている(3月25日~8月17日)。ユネスコ世界遺産の暫定目録に登録された 「避難首都 釜山遺産」 を現代アートの視線で新たに解釈した作品が、かつて金庫だった空間に展示されている。
この建物が銀行だったことから、展示内容を説明する冊子も 「通帳」。細部まで凝っている。「避難首都 釜山遺産」 に関する資料も一緒に封筒に入って、展示の入口に置いてあった。




「避難首都 釜山遺産」 は以下の9カ所。
・景武台(臨時首都記念館)
・臨時中央庁(東亜大学石堂博物館)
・国立中央観象台(釜山気象観測所)
・峨嵋洞碑石避難住居地(峨嵋洞碑石マウル)
・牛岩洞ソマク避難住居地(牛岩洞ソマクマウル)
・釜山港第1埠頭
・アメリカ大使館兼アメリカ広報院(釜山近現代歴史館本館)
・UN墓地(在韓UN記念公園)
・ハヤリア基地(釜山市民公園)

企画展では、その9つを9人のアーティストが一つずつ担当し、独自に調査、探求、作品として表現したものが展示されている。各展示室(元金庫)の入口のQRコードから、作品や釜山遺産9カ所それぞれのオーディオガイドを聴くことができる(韓国語)。

구지은(ク・ジウン)さんによる 「UN墓地」。

김유정(キム・ユジョン)さんによる 「ハヤリア基地」。


유은석(ユ・ウンソク)さんによる 「アメリカ大使館兼アメリカ広報院」。

박지원(パク・ジウォン)さんによる 「臨時中央庁」。



各展示室にスタッフがいて、いろいろ教えてくれる。この扉は1枚300kgもあるそう。


김제원(キム・ジェウォン)さんによる 「牛岩洞ソマク避難住居地」。

여상희(ヨ・サンヒ)さんによる 「峨嵋洞碑石避難住居地」。


김서량(キム・ソリャン)さんによる 「釜山港第1埠頭」。

通路自体にも埠頭で耳にするような音が流れていて、さらにところどころに設置された筒に耳を近づけると、中から波の音などが聞こえた。この通路は、金庫だった当時は監視用の廊下だったそう。

これで展示を一回り。

つづく
釜山近現代歴史館の本館の地下に 「金庫美術館」 があると聞いていたので、まずは地下へ。本来はここが美術館入口(▼)だが、私たちはそれれに気づかず、反対側の階段を下りたところから見学しはじめた(反対側からでも問題はない)。
現在、「신선한 유산, 예술로 미래를 열다」(Reimaging Heritage : Shaping the Future Through Art)という企画展が開かれている(3月25日~8月17日)。ユネスコ世界遺産の暫定目録に登録された 「避難首都 釜山遺産」 を現代アートの視線で新たに解釈した作品が、かつて金庫だった空間に展示されている。
この建物が銀行だったことから、展示内容を説明する冊子も 「通帳」。細部まで凝っている。「避難首都 釜山遺産」 に関する資料も一緒に封筒に入って、展示の入口に置いてあった。
「避難首都 釜山遺産」 は以下の9カ所。
・景武台(臨時首都記念館)
・臨時中央庁(東亜大学石堂博物館)
・国立中央観象台(釜山気象観測所)
・峨嵋洞碑石避難住居地(峨嵋洞碑石マウル)
・牛岩洞ソマク避難住居地(牛岩洞ソマクマウル)
・釜山港第1埠頭
・アメリカ大使館兼アメリカ広報院(釜山近現代歴史館本館)
・UN墓地(在韓UN記念公園)
・ハヤリア基地(釜山市民公園)
企画展では、その9つを9人のアーティストが一つずつ担当し、独自に調査、探求、作品として表現したものが展示されている。各展示室(元金庫)の入口のQRコードから、作品や釜山遺産9カ所それぞれのオーディオガイドを聴くことができる(韓国語)。
구지은(ク・ジウン)さんによる 「UN墓地」。
김유정(キム・ユジョン)さんによる 「ハヤリア基地」。
유은석(ユ・ウンソク)さんによる 「アメリカ大使館兼アメリカ広報院」。
박지원(パク・ジウォン)さんによる 「臨時中央庁」。
各展示室にスタッフがいて、いろいろ教えてくれる。この扉は1枚300kgもあるそう。
김제원(キム・ジェウォン)さんによる 「牛岩洞ソマク避難住居地」。
여상희(ヨ・サンヒ)さんによる 「峨嵋洞碑石避難住居地」。
김서량(キム・ソリャン)さんによる 「釜山港第1埠頭」。
通路自体にも埠頭で耳にするような音が流れていて、さらにところどころに設置された筒に耳を近づけると、中から波の音などが聞こえた。この通路は、金庫だった当時は監視用の廊下だったそう。
これで展示を一回り。
つづく
Posted by dilbelau2 at 09:03│Comments(0)
│釜山近現代歴史館