2024年12月28日

金剛戒壇仏舎利塔 8

つづき

いよいよ上炉殿のエリアへ。大雄殿(▼)。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に焼失し、現在の建物は1645年に再建されたもの。「大雄殿」 の扁額がかかっているのは建物の東側。

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

正面にあたる南側には 「金剛戒壇」 の扁額(▼)。西側には 「大方広殿」、北側には 「寂滅宝宮」 の扁額がそれぞれかけられている。

金剛戒壇仏舎利塔 8

大雄殿の後方には、通度寺の中心となる金剛戒壇仏舎利塔がある。慈蔵律師が唐から持ち帰った釈迦の舎利が奉安されている。そのため、大雄殿の建物の中には仏像は奉安されていない。

金剛戒壇は参拝できる時間が決まっていて、このときは中に入れなかった。そばの塀越しに見えた。

金剛戒壇仏舎利塔 8

冥府殿(▼)。地蔵菩薩が奉安されている。

金剛戒壇仏舎利塔 8

通度寺の創建説話のある九龍池(▼)。

金剛戒壇仏舎利塔 8

柿の実がたくさんなっていた。

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

丸太をくり抜いて作られた木製水筒。朝鮮時代のものだそう。

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

美しい景色と空気に囲まれた広大な境内をゆっくり見て回り、そろそろ通度寺をあとにする時間。その前に、昼食を食べた食堂の隣の売店でソフトクリームを。気のせいか、ソフトクリームの味に若干お線香の香りが感じられるような・・・と言いながら。

歴史の感じられる木製の장승(チャンスン)。村境などに村の守り神、魔除けとして設置されたもの。判読しづらくなっているが、それぞれ 「天下大将軍」「地下女将軍」 の文字が刻まれている。

金剛戒壇仏舎利塔 8

そばには石製のチャンスンもあった。

金剛戒壇仏舎利塔 8

金剛戒壇仏舎利塔 8

第一駐車場あたりでタクシーを呼び、蔚山(通度寺)駅へ。15~20分で18,900w。ちょうど5~6分ほど遅延して到着したSRTに乗れた。同区間のKTXは1人8,400wだったが、SRTは7,500w。

釜山に到着後、旅友とともに、駅前のチャンビ釜山へ。

つづく



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