2014年08月12日

統営散策-12工房-13

つづき

洗兵館でしばらく休憩した後は周辺の施設を見学。洗兵館の近くには立派なケヤキの木が立っていた。樹齢400年と推定され、洗兵館の創建当時に植えられたと伝えられているそうだ。幹の周囲は5m。

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ケヤキの木の近くには 「仍番庁」(▼)。1688年に第66代統制使が建てたもので、「12工房」 の建物や物品の番人が勤務していた。内部では当時の衣装が試着できるようになっていた。

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「仍番庁」 の先には、軍旗や献上品を作っていた 「12工房」 の建物が集まっていた。洗兵館の西に位置する。

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12工房の1つ、冶匠房(▼)。矢じり、刀などの兵器や各種鉄物を鋳造していたところ。

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内部には当時の作業の様子を再現。

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職人さんが実演している工房もあった。毎日ではなく週末の決められた時間帯のみの実演のようだ。漆房で作業する螺鈿匠ヤン・オットさん(▼)は、重要無形文化財第10号に指定されているそうだ。

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見事な螺鈿漆器の作品も展示されていた。

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こちらは、すだれ(?)を編む女性。糸を巻き付けた重りのようなものを手前に、向こうに、と交互に動かしながら編んでいた。根気のいる作業だ。

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つづく


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