Busan nikki 2 (2014～)

つづき

私たちは三道水軍統制営を後にし、そろそろ釜山に戻ることに。統営統合バスターミナルへ向かう市内バスに乗るため、そこから一番近い 「中央市場」 バス停へ。バス停へと続く道にはたくさんの露店が出ていた。横断歩道の上にまで豪快に商品を積み上げてある（▼）。一応、人が通れるくらいのスペースは残してあったが。


歩道上にも両側に露店が出ていて、かつ人通りが多いので、人とぶつからないように歩くのも一苦労。


売られているのは野菜や果物、菓子など。この立派なスイカが3,000～5,000wだそう。安い。


こちらはアーケード内の乾物店（▼）。


それにしても露店で野菜などを売っている女性の年齢層が高い。釜山でも、おばさんやおばあさんが売っているが、ここの市は釜山でよく見かける女性よりさらに高齢の方が多いようだった。




さて、市内バスに乗って総合バスターミナルに到着。17:05発の釜山直行便に乗り込んだ（1人10,900w）。行きは車間距離をとらない運転手で怖かったが、帰りの運転手もなかなか飛ばしていた。バスの中ほどの座席に座ったので前の様子は見えなかったが、かなりのスピードだったように感じた。


予定より10分早い18:25に沙上（ササン）のバスターミナルに到着。無事着いてホッとした。

ついでにバスターミナルの近くで夕食を食べて帰ることに。以前、何度か入ったことのあるソルロンタン・コムタンの店に行こうと歩いていると、思いがけないところにその店の看板が現れた。ターミナルのすぐ隣。以前はターミナルから横断歩道を渡って少し歩いたところにあったが、この場所に移転してきたようだ。店名になっているイ・ビョンウさんという女性のイラストが目印。


店内はなかなか混みあっていた。私たちのようにターミナルから出てきた人もいるのだろう。私たちはコムタン（6,500w）を注文。他にもスープ類はソルロンタン（6,500w）、ピョダグィヘジャングッ（7,000w）、特ソルロンタン（9,000ｗ）、トガニタン（13,000ｗ）なども。また、ポッサム（22,000～27,000ｗ）やマックス（6,000ｗ・夏期のみ）などもある。

注文してから気づいたが、ソルロンタン2人分とポッサム（小）がセットになったもの（21,000ｗ）など、セットメニューもあった。それにしたらよかったなと。また次の機会に。

まずキムチ、カクトゥギ、タマネギのチャンアチ（▼）。


続いてコムタンとご飯（▼）。コムタンは牛の肉や内臓を長時間煮込んだスープ。コムタンに似たソルロンタンは、骨も一緒に煮込むのでスープが白濁しているのが特徴。


スープには麺も入っている。ご飯をスープに入れて食べても、別々で食べても。好みで。スープはあっさり系。好みでテーブルに用意されている塩を加えていただく。


おいしくいただいた。店を出て、地下鉄で帰った。初めての統営。海の街なので釜山と雰囲気が少し似ていたが、やはり初めての土地は新鮮だった。楽しい1日になった。

이병우 설농탕（イ・ビョンウ ソルロンタン）
釜山市沙上区掛法洞526-7番地
(051) 325-5550