2023年05月17日

鴨肉ヤンニョム焼き

夫と近所の鴨肉店を久しぶりに訪ねた。お気に入りのランチメニューがなくなってからしばらく足が遠のいていたが、店のご夫婦はちゃんと覚えていてくれた。ありがたい。しばらく来ないあいだに、テジクッパッやスンデクッパッなどがランチメニューに登場していた。

店に入ったのは12時30分ころで、ご夫婦は13時10分には出かける用事があると言う。じゃあまた今度にしようかと思ったが、大丈夫ですよ、どうぞどうぞと言ってくれたので席に座る。この店も昔はオンドル席だったのに、全部テーブル席に変わってしまった。

私たちは생오리 양념구이(鴨肉ヤンニョム焼き・45,000w)を注文。鴨肉1羽分と玉ねぎ、エリンギ、餅など具材すべてにヤンニョムをからめたものをテーブルで焼く。鍋の左上の飛び出た部分は余分な脂を落とすための穴。下に器が受けてある。かといって脂がすべて落ちてしまってもおいしくないので、落ちる油の量を調整するため鴨肉で穴に軽くフタがしてある。

鴨肉ヤンニョム焼き

小皿のおかずも並ぶ。手前の真ん中の皿は春菊のナムル。美味。テレビでは全国のど自慢が流れていた。故ソン・ヘさんの後を継いだキム・シニョンさんもすっかり板についている。そのうち、韓国でタレントとして活動するサユリさんが息子とともに出てきて驚いた。店の人も知っていて、「あら、サユリね」 と言っていた。

鴨肉ヤンニョム焼き

そのうちご夫婦の息子夫婦が小さな孫二人を連れてやってきた。上の子は、薄紙で作った巨大カーネーションを店の奥さんにプレゼント。前週のオボイナル(父母の日・5月8日)に来られなかったからと、この日訪ねてきたのだそう。13時10分には出かけると言っていたのは、息子一家とどこかに行く予定があったからのようだ。

焼き加減は店の人が見てくれるので安心。火が通るとニラをどっさりのせ、

鴨肉ヤンニョム焼き

さらにさっと加熱したら食べごろに。おいしそう。

鴨肉ヤンニョム焼き

そのまま食べてもおいしいし、ニンニクなどと一緒にサンチュで包んで食べるともっとおいしい。ヤンニョムは赤いけど、まったく辛くない。

鴨肉ヤンニョム焼き

肉を9割ほど食べたら、残った肉と脂でポックムパッにしてもらう。昔、ご飯を1人分にしたら、2人分にすればよかったと後悔したことがあるので、この日は2人分で。1人分2,000w。

ご飯と海苔、刻んだキムチを鍋に。鴨の脂をからめるように炒め、脂が足りない場合は鍋の下に受けてある器から補充する。

鴨肉ヤンニョム焼き

完成。余すことなく旨みをまとったご飯は最高においしい。

鴨肉ヤンニョム焼き

鴨肉ヤンニョム焼き

ポックムパッについてくるテンジャンチゲ。これも美味。具だくさん。

鴨肉ヤンニョム焼き

食後はセルフでかぼちゃのシッケを。甘すぎず、さっぱりしていて美味。

鴨肉ヤンニョム焼き

私たちが食べているあいだも、店のご夫婦は愛らしい孫2人にめろめろだった。ごちそうさまでした。

鴨肉ヤンニョム焼き

鴨肉ヤンニョム焼き

아우성
釜山市東莱区寿安洞4-10 (東莱区明倫路63番ギル16)
(051) 853-5292


地図 https://naver.me/5HSJdf3V



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