2016年02月01日

「下宿屋」 のプルコギ

釜山市立美術館で3月20日まで開催中の 「アンディ・ウォーホル・ライブ展」 のチケットをいただいたので、夫と観に行くことにした。

観覧前にお昼を食べようと入ったのは、センタムシティのビル街の一角にある 「하숙집」(ハスクチッ=下宿屋)という食堂。「下宿屋」 という店名の通り、店内は昔の下宿屋をイメージした造り。トタン板の軒や裸電球、昔風の看板などでレトロな雰囲気を演出している。

「下宿屋」 のプルコギ

「下宿屋」 のプルコギ

1960~70年代の釜山の風景を写した白黒写真のパネルも。

「下宿屋」 のプルコギ

私たちのお目当ては、表の看板に書いてあった 「불백정식」(プルベッチョンシッ・6,000w)。プルコギとご飯、おかず、汁ものがセットになったメニューだ。店に入るとすぐ店員さんが 「불백2人分ですか?」 と聞いてくれた。お昼は불백が人気のようだ。

その他、豚肉の焼き肉などもあり、円形のテーブルの中央には鉄板を置くスペースがある。火は炭火ではなくガス。夜は焼き肉を注文する人も多いのだろう。ほどなく料理が運ばれてきた。

「下宿屋」 のプルコギ

主役の豚肉のプルコギの他に、ご飯、小皿のおかず、シレギクッ(干し葉の味噌汁)が並ぶ。シレギクッは大きな両手鍋にたっぷり入っている。ほのかにヒリリとした辛さがあっておいしい。

プルコギはすでに火が通っているが、中央のガス火の上で加熱しながらいただく。

「下宿屋」 のプルコギ

白髪ネギの下には味付け豚肉やキャベツがたっぷり。辛くなく、白いご飯によく合う味付けだ。

「下宿屋」 のプルコギ

ご飯にのせて丼ふうに(▼)。

「下宿屋」 のプルコギ

小皿のおかずが少なくなったら、こちらが頼む前に店員さんが 「お代わりを持ってきましょうか」 と声をかけてくれた。店の雰囲気も料理も庶民的で、気楽に入れる店だ。センタムの北の栽松(チェソン)洞や、南区の龍湖(ヨンホ)洞にも店舗があるそうだ。
 
「下宿屋」 のプルコギ

하숙집 
釜山市海雲台区佑洞1516 (センタム2路20) センタムタワーメディカル1階


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2016.1.10 | 지도 크게 보기 ©  NAVER Corp.


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